2012年11月24日土曜日

11/23、稲佐の浜での神迎祭に参列して参りました。
初めての神迎祭。

神迎祭とは、出雲大社に日本全国の神様が出雲に集結し「神議り」(その一年の人と人との縁を結ぶ会議)を行うので、その神様ご一行をお迎えする神事です。

稲佐の浜には驚くほどの、人、人、人。
去年は7000人来られたとのことなので、今年はそれよりも多かったのではないでしょうか。とにかくすごい人。押すな押すなの大行列ができていました。

神事を見るために少し高いところに登っていた私は、その人の波を見ながら、
「日本人は信仰心が薄い」なんて、どいつが言ったんだ〜!!!
と、これだけの方が日本全国から集まられている様子を見て、思わず涙が出てしまいました。
手をつなぐカップル、お孫さんの幼稚園の入試の話をずっとしているご夫人方、ブーツにミニスカート姿の女の子たち。。。
ミーハーに集まっているのかもしれない、「なんかすごーい」で集まっているのかもしれない。

でも、小さな興味の始まりであっても、この場に足を運び、この寒さの中、神事に立ち会っているということは、少しも軽薄なことなのではないと思いました。
(でも、どうかお願いだからフラッシュをたいて撮影をしないでね。)

神事が始まり、最初の柏手が打たれた直後、「ゴーーー」っと突然波の音が変わりました。耳がパーンっと変わった感じ。海から神様が上がってこられたのでしょう。

今日、ここに立ち会えたことに心から感謝をする神事でした。

今日から一週間、神議りが行われます。
大社では「おいみさん」と言われ、神様の会議を邪魔しないように、なるべく音を立てないように静かに生活をします。
大笑いしないように気を付けなくちゃ。

神様、今年も皆様に幸せな縁が沢山生まれますように。

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