2012年11月29日木曜日

11月28日に、島根県雲南市にある掛合小学校にCo.山田うんのワークショップメンバーとして行ってきました。

掛合小学校は5年前に5つの小学校が合併して、今では140人くらいの生徒さんが通っています。1〜2年生はランチルームで、3〜6年生は体育館でワークショップを行いました。
体育館の中で100人の子供達と約90分ノンストップで踊りまくり!
子供たちは自然と踊りの世界に入ってきて、踊っているうちに「ヘイ!ヘイ!」とかおっきなかけ声をかけはじめたりする、とっても元気な子たちでした。そんなに人数が多くない学校だからなのかな、学年が違う子どうしが一緒になっても違和感が無く生徒全員が仲が良くて、驚きました。こんな風に学年を超えて仲良くなれるのは子供たちにとって学びのあることだと思います。

ワークショップの最中にうんさんが「ダンスは、オリンピックには種目がないよね?ダンスは勝ったりとか負けたりとかではなくて、(じゃんけんの)あいこの気持ちがとっても大事です!」と言っていたのが印象的でした。
日常の中、どうしても人と比べたり、負けたことを恥ずかしいと思ったりして暮らしてしまう。でも、この時間だけは比べなくていいんです。
そんな時間をもてることや、そんな気持ちを感じることができたら、それは大人になったらすごくすごく大きな宝物になると思います
アーティストの役割って、こういうところにあるのだと思います。
押し付けるのではなく、体で感じてもらう。しかも楽しく。

掛合小学校の子供たちに、その種がしっかりと根付いてくれることを祈ります。

掛合の皆、ありがとうございました!


Co.山田うんのメンバーと出雲大社、稲佐の浜、上の宮に参拝をしてまいりました。
神在月に出雲にワークショップにくるなんて、本当に神がかったメンバーだなー。さすがうんさん、さすが大社さま。引き寄せていらっしゃるとしか思えない(笑)
うんさんの爆発パワーでますます出雲を元気にしたいです

メンバーと大社に参拝できたことに感謝し、来年も素晴らしい出逢いが皆に訪れますようお祈りしました。

ちなみに手前の後ろ姿が荒くんです。(笑)

11/27のお昼、出雲に山田うんさんとメンバーがやってきました!

27、28日に出雲の養護学校や小学校でワークショップを開催します。

私も、出雲養護学校さんにおじゃましてきました!
参加してくださった皆が、すごくすんなりとうんさんとメンバーを受け入れてくれて、沢山踊ってくれて、すごく心地よい交流ができました。出雲の人って、本当に素直というか純粋で懐が深いんだなって、小さな生徒さんを見てても感じました。いいなー!
出雲養護学校の皆様、ありがとうございました。

やっぱり踊るのって楽しいなぁ!生きていると実感できる!!うんさんとメンバーはやっぱり素敵だな。
また出雲にきてほしいし、もっと出雲の皆にも知ってもらいたい。
まだまだ一緒に踊りたいよー!
踊りたいよー!!!

出雲にもCo.山田うん支部作らないかなー。(^人^)

2012年11月24日土曜日

11/23、稲佐の浜での神迎祭に参列して参りました。
初めての神迎祭。

神迎祭とは、出雲大社に日本全国の神様が出雲に集結し「神議り」(その一年の人と人との縁を結ぶ会議)を行うので、その神様ご一行をお迎えする神事です。

稲佐の浜には驚くほどの、人、人、人。
去年は7000人来られたとのことなので、今年はそれよりも多かったのではないでしょうか。とにかくすごい人。押すな押すなの大行列ができていました。

神事を見るために少し高いところに登っていた私は、その人の波を見ながら、
「日本人は信仰心が薄い」なんて、どいつが言ったんだ〜!!!
と、これだけの方が日本全国から集まられている様子を見て、思わず涙が出てしまいました。
手をつなぐカップル、お孫さんの幼稚園の入試の話をずっとしているご夫人方、ブーツにミニスカート姿の女の子たち。。。
ミーハーに集まっているのかもしれない、「なんかすごーい」で集まっているのかもしれない。

でも、小さな興味の始まりであっても、この場に足を運び、この寒さの中、神事に立ち会っているということは、少しも軽薄なことなのではないと思いました。
(でも、どうかお願いだからフラッシュをたいて撮影をしないでね。)

神事が始まり、最初の柏手が打たれた直後、「ゴーーー」っと突然波の音が変わりました。耳がパーンっと変わった感じ。海から神様が上がってこられたのでしょう。

今日、ここに立ち会えたことに心から感謝をする神事でした。

今日から一週間、神議りが行われます。
大社では「おいみさん」と言われ、神様の会議を邪魔しないように、なるべく音を立てないように静かに生活をします。
大笑いしないように気を付けなくちゃ。

神様、今年も皆様に幸せな縁が沢山生まれますように。

2012年11月16日金曜日



メイン展示&公開制作

『大きな森がやってくる。宇宙の海からやってくる。こんなふうにやってくる。』展

大小島真木の新しい表現方法“はみ出る壁 画”の公開制作と、今回の展示のために描き下ろされた新作などを展示。見どころは、エントランスホールの壁を使って描く“壁画作品”。アートが生まれる瞬間を間近で体験してみませんか?

メイン会場:島根県立古代出雲歴史博物館
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東99番地4
http://www.izm.ed.jp/

展示期間…12月10日(月)〜2013年1月14日(月•祝)
時間…9:00〜17:00
休館日…12/18(火)
料金…鑑賞無料

公開制作期間…12/10(月)〜12/21(金)
※外出している場合もありますので、FaceBookなどでご確認ください。
「出雲やおよろずアートプロジェクト vol.1」でお招きするアーティスト大小島 真木さんをご紹介します。

●大小島 真木(Maki Ohkojima)プロフィール●
1987年、東京都東久留米市生まれ
個展やグループ展などで作品を発表。また自ら制作した絵本の読み聞かせをさまざまな場所で行ったりもする。それぞれの土地に伝わる生活習慣や民話、風土信仰に感心をもっており、紙を媒体に物語を持つ作品多く描いている。
世界を知るための視野とアングルを広げたり増やしたりする装置のような作品を作ろうと、日々制作中。最近は絵の世界を周りに広げてゆく、”はみ出る壁画”などにもトライ。
ホームページ http://www.ohkojima.com/

作品が沢山載っていますので、ぜひホームページを見てみてください。

出雲やおよろずアートプロジェクト


私は2012年の7月に出雲の大社町に引っ越してきました。島根県のIターン推進事業の助成を受けて「町おこし体験プログラム」に参加しています。
私は去年の5月に出雲に始めて訪れて、人の優しさ、自然の豊かさ、信仰が息づいていることに感動をして、それから何回も出雲を訪れているうちに移住を考えるようになりました。
出雲って、すごく素敵な町。
その「出雲の魅力」を、私が今までやってきたダンスやアートの力を借りて「文化的な側面から発信していきたい」と思っています。
そのプロジェクトがこちら「出雲やおよろずアートプロジェクト」。
ぜひ、遊びにきてください。よろしくお願いいたします。


●出雲やおよろずアートプロジェクトvol.1●

大小島 真木(Maki Ohkojima)
『大きな森がやってくる。宇宙の森からやってくる。こんな風にやってくる。』展
2012年12月10日(月)〜2013年1月14日(月•祝)


●出雲やおよろずアートプロジェクトとは…●
東京など、島根県外のアーティストを招いて一定期間出雲に住んでもらい、地元の人と交流をしながら出雲にちなんだ作品を制作•発表するプロジェクト。
やおよろず(八百万)とは“数が多いこと”を表しています。
神在月には日本中の八百万の神が集結する出雲。
その出雲にたくさんのアーティストが訪れ、たくさんの作品を生み出してほしい。
その作品をたくさんの人に見てもらい、出雲にたくさんの人が集まってほしい。
そんな想いから始まったプロジェクトです。


第一回目の今回は東京で活躍する作家、大小島 真木(Maki Ohkojima)を招いて行います。豊かな色彩と、多くの物語をもつ大小島の作品。出雲でどんな作品が生まれるでしょうか。公開制作やワークショップなど参加型の企画も沢山ご用意しています。どうぞお楽しみください!

自己紹介的な…

自然光ダンサーって??

自然光ダンサーというのは私が作った言葉です。

私は18歳からコンテンポラリーダンスという(これまた耳慣れない)ジャンルのダンスをしています。
コンテンポラリー(現代の、同時代の)ダンスという意味です。クラシックバレエから始まった舞台表現ダンスの、一番新しい現代のダンスということです。

私はジャンルとしてはコンテンポラリーダンスに属していますが、現在ソロで活動する時は振付のあるダンスではなく「即興」で踊っています。その場、その時、そこにいる人々のことを感じながら、浮かんできた動きや感情をそのまま踊りに変換していきます。

そして単純に「屋外で踊ることが好き」なのです。
太陽のもと、月の光のもとで踊りたい。
見ている人も狭い椅子に1時間も座ってダンスを見るのではなく、ご飯を食べたり、お酒を飲んだり、一緒に踊ったりとかしながら踊りを楽しんでもらいたい。
そんな「祭り」のような場こそ、踊りの原点だと思っています。
(でも舞台芸術も大好きですし、今でも出演させてもらっています。
どちらがダメでどちらが良いということではなく、人間が踊り出した原点を心にもっておきたい、という意味です。)

●その時、その場、そこにいる人を感じて踊る「即興」であるということ
●屋外とか、開かれた場所で踊ろう!と思っていること


それが自然光ダンサーという名前に込められています。
そんな場を作っていきたい、そんな踊りを踊っていきたいと思っています。

初めまして。

自然光ダンサー•モデルの高須賀千江子です。
横浜生まれですが2012年の7月から島根県出雲市大社町に居を移し、大土地神楽という団体に所属して神楽を学んでいます。

神楽、自身のダンス活動、ヨガ教室を開いたり、県外のアーティストを招いて出雲で作品制作&発表を行う場所を作ったり、色々な活動をしています。

色々な情報が書かれますが、ぼちぼちと読んでいただけたら、
そして、出雲に興味を持ってもらい、ここに遊びにきてもらえたら嬉しいです。

これから、どうぞよろしくお願いいたします。